矢田地区

街のシンボル・ナゴヤドーム

商店街のイメージ

【長母寺】

桜の名所として有名な木ヶ崎公園の奥に長母寺はあります。 ここは1179年に山田重忠が創建したお寺で一度荒廃してしまうのですが、1263年に山田道園坊夫妻が再建、天台宗から臨済宗に改宗、無住国師が開山し長母寺となります。 無住国師の坐像が寺宝として残されており、国の重要文化財にも指定されています。 この無住国師によって尾張万歳が始められたと伝えられています。 尾張万歳とは、太夫が扇子を持って祝詞を唱え、才蔵達が鼓を叩いて合いの手を入れたり、三味線など楽器を演奏する舞台芸です。 これは法華経をわかりやすく歌って教えたのが始まりと言われています。 今でも尾張万歳保存会によって伝承され、重要無形民俗文化財にも指定されています。

【白山神社】

白山神社の南側には個人商店が立ち並んでおり、矢田商店街があります。 毎年白山神社の例大祭にあわせてこの商店街も祭りを行うそうです。 ここは旧瀬戸街道だったところで、その面影を残すお店も残っています。

【ナゴヤドーム】

かつてのこのあたりは工業地帯が大規模に広がっていて、その一部が切り売りされて出来たのがナゴヤドームです。 ナゴヤドームの南には六所神社があり、ここでは中日ドラゴンズの選手が毎年シーズン前に優勝を祈願しているそうです。 ちなみに、名古屋ドームではなくナゴヤドームが正式名称です。

【六所神社】

六所神社は安産の神様として信仰を集めているのですが、ナゴヤドームができてからは様子が変わってきたようです。 「がんばれドラゴンズ」など、野球関連の祈願も増えてきました。